あなたの声が私に届くまで・・・


「分かった。けど何かあったらすぐに言ってね?」

『はいっ♪』

「じゃあ寒いからそろそろ病室に戻ろう」

車椅子をおしながら呟いた。


病室に戻るまでは二人して無言。
車椅子に座っている私に鈴木さんの表情なんて分かる訳がないし鈴木さんの考えていることもわからなかった。