「あずみちゃん、そんなことも知らないでここにいたの?」 ぐさり。 いやいや、だったらここは新選組でしょ!? 何度考えても答えが出ない。 そんな私に見かねたのか、原田さんが教えてくれた。 「俺らは壬生浪士。」 壬生浪士。 みぶろうし。 初めて聞いた言葉に呆気にとられる。 「本当になんにも知らないのな。」 原田さんは大きくため息を吐いた。 それを見て少しいらっときたけれど、色々知れるチャンスだと思ってぐっと怒りを抑えた。