「当たり。ほんなら、女の数は?」 女。 ここに来てからまだ女の人には出会っていない。 というか、新選組に女隊士がいてなんて聞いたこともない。 「・・・私、一人?」 「当たり。それって、どういうことか分かるか?」 その言葉を理解した瞬間、一瞬にして視界が黒く染まった。 「いやっ!」 まだ脱がずにいた制服がめくられる。 え、私、犯されてるの? 「デカい声出したら、速攻斬ったるよ?」 燕の声が低く部屋に響いた。 手がガタガタ震える。 私、どうなっちゃうの?