目の見えない吸血鬼との求婚

何も見ていないと、自分に言い聞かせる。


床に置いたシャツを手に取り、もとの状態でタンスにしまう。


手汗を握りながら、ドアに向かう。…が、知ってしまった以上足が震えて上手く歩けない。


それでもとドアにたどり着き、寝室から出ることにできた。


恐怖で陥った体で深呼吸するように命令する。