目の見えない吸血鬼との求婚

「この本には、全般の吸血鬼についてと、吸血鬼の世界征服の件が書かれているね」


「世界征服?」


耳にしてはいけない単語が、入ってくる。


ほんとなら、余計に止めなければならない。


「この本は、禁書ね」


本を閉じる。


「何か分かるかもしれないから、私が預かってるよ」


「うん」