目の見えない吸血鬼との求婚

気になって柊に聞く。


「この本に触っちゃ駄目なの。普通の人間が触ると、死を意味するの」


「え!?」


「とても危険だから見張っているけど、やはり処分しないといけない」


柊は俺に振り向いて、言葉を続けた。


「この本は、吸血鬼が作った本なの。吸血鬼の中には魔術を使える者がいて、きっとそいつが作ってここに置いたんだわ」