――それは、突然の連絡だった…。 「同窓会!?」 「そう。陽菜のとこにも、案内ハガキ来てなかったか?」 「来てない…。あっ!実家にあるのかも」 「じゃあ、そうだ。行くだろ?オレが一緒に、返事を出しとくからさ」 佑真からの電話で、高校の同窓会が開かれる事を知った。 「うん…。返事、しといて」