「お取り込み中失礼します。ルウナ様、お飲み物をお持ちいたしました。」


ネルフ、ナイスタイミング!


「ネルフさん、ご苦労様です。」


スッと離れて何事もなかったかのように振る舞うラウル。



二重人格だなっ…




「仲が宜しいですね。
ルウナ様とラウルは。」


「なっ!!宜しくないわよ!ぜっんぜんなんだから!」


慌てるアタシを冷静に見つめるネルフ。



「ではルウナ様。
当日楽しみにしておりますね。」



爽やかな笑みを浮かべ、
軽くお辞儀をしレッスン部屋を出ていった。



なんなのアイツ…