バタンッッとドアが開き
入って来たのは…


「お前…下手くそだな。」


「ラウル…」


一番見られたくない相手に見られた…



そしてグイッッとアタシを
立ち上がらせると…



腰に手を当て、ラウルのブルーの瞳が目の前に移った。



「ちょっと…何するのよ…」


「こおゆうのはな、相手に体を任せればいいんだよ。そんなこともわからないのか…」



アタシの右手をギュッと握りスッと動き出した。


「ワワッちょっと…動かないでよ!」



密着する体に戸惑うアタシ…



「俺に体預けてみろ。」


そ、そう言われても…