「まあいい…。」
スッと殺気が引き、
ラウルはアタシから離れた。
なんなの…
「なんなのよ…その余裕さ…」
「いずれ、お前は俺のものになるから。そして俺は王になる。」
「そんなに王になりたいの?」
結局はアタシじゃなくて
王になりたいだけじゃん!
「俺はお前を手に入れたい。」
「へ…」
急に真剣な顔をするラウル。
「この俺を本気にさせた姫だ。手に入れないはずがないだろう。」
ニヤリと笑ったその口元。尖った歯がちらりと見える。
その笑った顔に何故かドキッッとしてしまった。
「ほら、もうすぐレッスンだろ。ボケッとしてねーでさっさと歩け。」
ダメダメ…
こんな俺様誰が選ぶもんですか!
スッと殺気が引き、
ラウルはアタシから離れた。
なんなの…
「なんなのよ…その余裕さ…」
「いずれ、お前は俺のものになるから。そして俺は王になる。」
「そんなに王になりたいの?」
結局はアタシじゃなくて
王になりたいだけじゃん!
「俺はお前を手に入れたい。」
「へ…」
急に真剣な顔をするラウル。
「この俺を本気にさせた姫だ。手に入れないはずがないだろう。」
ニヤリと笑ったその口元。尖った歯がちらりと見える。
その笑った顔に何故かドキッッとしてしまった。
「ほら、もうすぐレッスンだろ。ボケッとしてねーでさっさと歩け。」
ダメダメ…
こんな俺様誰が選ぶもんですか!

