…………………。

……………………………。


「そういうことだったんだ。」



「結果、ベーモンド様は
王の座は守ることができました。」


人間界に飛ばされたアタシは、魔力と記憶をなくした。



そして、再び落ち着きを取り戻した魔界。



アタシを呼び戻したってわけか。



「パパとママは大変だったんだね。そんな大事なこと思い出せないなんて…。」


ちょっと罪悪感だ。



この悪魔蔟を守るため、
魔界を1つにまとめるためにパパは頑張っていたのに…



「いいのですよ。
時期に思い出しますから。さあ、明日からレッスンがありますから。今日はお休みになってください。」


「レ、レッスンだって!?」



「魔力を目覚めさせるためのレッスン、それと魔界のお勉強です。人間界の生活が染み付いていらっしゃいますので…それと姫様としての…「あ~かたっくるしい!かたっくるしいよ~
ネルフ~レッスンとかいらないし。だーるーい~」



はあ…とため息が聞こえる。



すると…急に動けなくなった。



体が拘束されてる感じ…



な…なんなの!



喋りたくても、喋れない…


ネルフの顔がぐんと近寄って…



「言うこと聞かないとこのままキスしますよ?」



「………!!!」


いやああ~!


やっぱりネルフは変態!