「契約成立だな。
ルウナは一生離れられない。」


「うん。」


「後な、ルウナこれをつけろ。」


ラウルが持っていたのは、赤い石のピアスだ。


「これは?」


「ルウナが俺のだって印だ。赤い石はな、魔界で特別なんだぞ。」


「そうなの?」


「赤という色は魔界では
永遠という意味があるらしい。これも本に書いてあった。」


ラウルったらしっかり調べたんだ。


「ラウル…ありがとう!」


「ああ。」


1時間後redmoonはすっかり消えていた。