納得いかないまま、
大きな扉の中に入る。



すると…



「「「お帰りなさいませ。ルウナ様。」」」


方膝をつき、アタシに頭を下げる人たち。



「な…なに。
ね、この人たちも悪魔?」


「えぇ。
皆、ルウナ様のお帰りを待ちわびておりました。
この城の使いの者たちです。」


「へぇ…なんか落ち着かないな。皆頭あげなよ。」


そう言うと、皆笑顔で立ち上がる。



「さ、ルウナ様行きましょう。」


「うん…。」



城の中は…懐かしい。


知らないはずなのに…


やっぱり懐かしい感じ…