「久しぶり。ラウル。」


挑発するように笑みを浮かべるモーガン。


その後ろには、木に鎖で繋がれたルウナの姿があった。


少し、小さくなった気がする。


心配そうな顔をしてる。



とりあえずルウナの無事を確認し、すこし安心する。


「ルウナを返せ。」


「簡単には渡せねえよ。
俺もコイツが気に入ったんだよ!」


ニヤニヤしながら、ルウナの髪を触る緑色の髪の毛のやつ。


ッッチッッ…


「さあ、ショータイムの時間だ♪」



低い声で、楽しそうに言うモーガン。



「モーガン!辞めて!」


ルウナが叫ぶ。



やるしかないみたいだな。