「あなたの存在は、魔界にとって必要な存在。
わけあって人間界にいたのですが、まずは魔界の世界をお見せ致しましょう。」



アタシが必要…?



あ~アタシ頭おかしくなった?



もしくはやっぱり死んだ?



そう思っていると、



「あの人…そ、空飛んでない?マジック?」



「あれは、魔力で空を飛んでいるのです。」



「ま…魔力?」



「ワタクシも魔力をもっています。ここの街は主に、魔力が低いものが住んでいます。」



「へ~え。」


「魔界には、悪魔やヴァンパイア、魔女、今のあなたには空想のものたちが住んでいます。」


「ふ~ん。」



もう…わけわかんなすぎていちいち反応できなくなった。



「ご理解いただけました?」




夢だ



これは夢だよね。