アタシの部屋に行き、
ドレスに着替えているとエレンが口を開いた。


「で、セルと何があったの?」


「どうしてわかるの!?」


「フフフッッなんとなくよ。」


「セルにその…好きって言われて、でも答えてあげられないって言ったんだけど…」



「ルウナはどうしてそう思ったの?」



「それがわからないの。
セルは勿論好きだよ。だけどそれは…なんか違うのよ。」



「そう。」



セルの悲しそうな顔初めて見たし…


なんか申し訳ないような…

どうしてか…頭に浮かぶのはラウルなんだ。



「ルウナ。入るぞ…」


「っわッッ!ラウル…//」

頭に浮かんでいたラウルが現れて驚いた。



「何でそんな驚くんだよ…」


「べ…別に驚いてなんかないわよ…」


胸の鼓動が早い…


何で…!?



「ルウナ、出かけるぞ。」


「へ!?急に?」


「ベーモンド様とネルフさんには許可を取ってある。
城の外へピクニックだ。」


「ピクニック!?」


「あ~!ラウルさんアタシも行きたいです!」


「え…」


「いいじゃないですかあ~ラウルさ~ん~」


エレンがラウルに巻き付いてお願いをしている。


エレンの様子が違う…


何故かムカムカする。