…………
─ピピピピピッ
目覚ましの音で
目が覚める。
父が他界して
母と2人暮らし。
家計のために母は毎日
朝から晩まで働いている。
朝いないということは…
昨日も会社に泊まりだ。
もうこんなの慣れっ子。
寂しくないと言ったら
嘘になる…
でも。
母に心配かけたくないし、
迷惑をかけたくない。
母が家計のために
どれだけ…
人一倍働いて来たか
誰よりも知ってるのは私。
母を困らせたくない。
それに…
私には寂しがるような
権利がない。
私は一生をかけて…
あの罪を背負って
いくのだから。
そう…死ぬまでずっと。
いや、死んでからも…
私は生きてちゃ
いけない人間なの。

