ーやはり、犯人は桜の一族ではないのか……。
それが分かって、少し安心した。
「何か分かりましたら、伝え…」
そこまで言うと、雅仁は言葉をとめた。
ーいや、とめたんじゃない。
全身に伝う激痛に、息をつまらせたからだ。
「きゃああぁ!!」
雅仁が下に目線を向けると、腹部に矢が刺さっていた。
ドクドクと血が溢れ出し、服が赤に染まっていく…。
光典が近付いて医療班を呼ぶ。
玲奈は口に手を当てながら簡単な手当てをはじめた。
「!?お前…っ!!」
光典は驚いた顔で、外にいる少年の姿を捉えた。
少年は弓矢を構えて、こちらを見ている。
何も思っていない、無表情な顔で。
「ご苦労様でした。サヨナラ」
ーそこに立っていたのは、琥珀だった。
「琥珀っ?」
亜子は隣を見る。
先ほどまで隣にいたはずの琥珀がいない。
いったいいつの間にあそこに…。
いや、それが問題なのではない。
「何で…!!?」
「父さん…!!」
龍は不安な目で雅仁を見る。
雅代のことを思い出して、顔を苦める。
そして剣を構えて、桜の一族に剣を向けた。
「やっぱりお前達は、敵だ!!悪魔なんだッ!!」
龍は奇声をあげて切りかかった。
その流れにつれられ、残る木陰の一員も襲い掛かる。
それが分かって、少し安心した。
「何か分かりましたら、伝え…」
そこまで言うと、雅仁は言葉をとめた。
ーいや、とめたんじゃない。
全身に伝う激痛に、息をつまらせたからだ。
「きゃああぁ!!」
雅仁が下に目線を向けると、腹部に矢が刺さっていた。
ドクドクと血が溢れ出し、服が赤に染まっていく…。
光典が近付いて医療班を呼ぶ。
玲奈は口に手を当てながら簡単な手当てをはじめた。
「!?お前…っ!!」
光典は驚いた顔で、外にいる少年の姿を捉えた。
少年は弓矢を構えて、こちらを見ている。
何も思っていない、無表情な顔で。
「ご苦労様でした。サヨナラ」
ーそこに立っていたのは、琥珀だった。
「琥珀っ?」
亜子は隣を見る。
先ほどまで隣にいたはずの琥珀がいない。
いったいいつの間にあそこに…。
いや、それが問題なのではない。
「何で…!!?」
「父さん…!!」
龍は不安な目で雅仁を見る。
雅代のことを思い出して、顔を苦める。
そして剣を構えて、桜の一族に剣を向けた。
「やっぱりお前達は、敵だ!!悪魔なんだッ!!」
龍は奇声をあげて切りかかった。
その流れにつれられ、残る木陰の一員も襲い掛かる。


