―――――それから すべての授業が無事に終わった。 ホッとしたことはアイツ…叶斗がうちのクラスに来なかったことぐらいだった。 アイツのとこだから、全部の休み時間来そうだなー、思っていたけど 付き合うって決めた時からまだ1度も会ってない。 って、なんか私が寂しいって思ってるみたいじゃん! ないない そんなことない! 「ゆーいな♪帰ろうよー!」 ポンと私の肩を叩いて 話しかけてきたのは真奈だった。