そして赤石君は最後にこう付け加えた。 「愛だよ」 えっ? 「愛?」 「そう…愛があるからというのも一つの理由かな?」 あい… 愛…かぁ… 「私はわかんないよ」 ははと笑って赤石君をみた 「えっ?わかんないって…」 「愛がわからないの」 私は雲一つない青空を見渡した