「はぁはぁ…す、すいません遅くなって…」


薺を抱っこして長い廊下を走りやっとついた。


「おいおい大丈夫か?明梨?」
「うん…なんとかね…」


私は疲れさから苦笑いになる。

「さぁ…話しましょうか。」

と御祖母様がいう。


もうわかる。この人が御祖母様だということ。



「あぁそうだな。座れよ明梨と…薺?ちゃん」