それから 薺と手を繋いで マンションに帰ってきた。 「薺(ナズナ)?」 「なぁに?ママ!」 満面な笑みで『ママ』と言ってくるなずなに… キュン! やばたん、かわいい! 「今日から薺の家だよ。一緒に住もうね。」 「うん!!!ママお腹空いたぁ」 確かに私もお腹すいたなぁ 外食にしよかな? 「外食にする?」 と薺の顔を覗き込んで言った 「ん~やだぁ!ママの作ったご飯がいいぃ!」 薺は私の腕を両手で持って左右に降る。