びっくりした 「私は貴方のママじゃないよ?」 と女の子を引き離し両腕を優しくつつんだ。 「ママが…ほしいよ…グス…一人ぼっちはやだよー…!!グス」 泣きながら訴えてくる。 このこはママがいないのかな? 「ママはどこにいるの?お姉ちゃんが一緒に探してあげる」 「お姉ちゃん!ママ…いないよ。」 「えっ?」 「薺の事捨てたんだよ。グス、ママ私が…パパに似てるから嫌いなんだってぇ……ぅう」 小さい体を震わせ話してくれる 私はいてもたっても いられなくて、 女の子を優しく包み込んだ。