scar-傷痕-




ぷしゅうう、


煙があがる勢いで体が発熱し始める。
別に悪気があって見たわけじゃないし、むしろ助けてもらった。
だけど何か言わなきゃ気が済まなくて口を開きかけたその時。





「テメェみたいなガキ相手に勃たねぇよ」






ばっちーんっ!!!





神田さんの頬っぺたに痛いほど綺麗な紅葉が咲いた。