帰って来た母に友香理は、引っ越す事、引越し先では飼えない事などを話した。 「本当は連れて行きたいけど。」 と、言っていたが生まれた時から、家族同然で暮らしていたレオも同じ気持ちのようだった。 『今日から家の子になるの?』 私がレオに声をかけると、 「今日からお世話になります。」 と丁寧にレオは挨拶をした。 本当は一緒にに行きたいくせに!