「始めまして。レオといいます。」 レオは挨拶をすると愛想のいい笑顔を洋子に向けた。 「かわいい〜。でも大きいな〜。」 洋子は抱き上げると頬擦りした。 『洋子ちゃん!抱っこしてもらうのは、わ・た・し!』 もう一度洋子ちゃんの肩に飛び乗った。 「なあに?チャゲ、焼きもち焼かないの!」 と言ってレオを下ろすと抱っこしてくれた。