飛び出してしまってから、何も食べていないので、凄くお腹がへっていた。 鳩を追いやって、奪ってもいいかなって思ったけど、余分な体力は使いたくなかった。 でも、それが逆に良かったのかもしれない。 『お爺さん、私にパンを分けて下さいな。』 「ここら辺の子か?パン食うか?」 足下に近付いた私にパンを分けてくれた。 良かった〜!