結局、近所に分けて残った分が家で食べる分になったみたい。 卓也ちゃんは、魚が苦手みたいで、お刺身かお寿司、後は鯛の塩焼きしか食べないので、ほとんどが私の物? 『ありがとう!卓也ちゃん!』 「お前は喜んでくれるよな。」 お母さんに言い負かされた卓也ちゃんは、私の頭をなでながら言った。 『うん。凄くうれしい!』 「生で食べたらダメだからね。」 とお母さんに釘を刺された。