誠の桜に止まる蝶

「蝶ちゃん・・・・」

「私がいなくなりそうで不安ですか?」

まだ寂しそうな横顔に尋ねる。

「うん。すごく不安だよ。」

「せっかく出逢った仲間と離れるのは寂しいですものね。」

「いや・・・うん。そうだね。」

本当は仲間としてさみしいんじゃないんだけどね。

沖田はそっと心にその言葉をしまった。

「大丈夫です。私はみなさんを置いてどこにも行きません。せっかく出逢えた仲間なんですから。だから安心してください。」

「うん。ありがとう」

「ふふっ。沖田さんって案外さみしがり屋なんですね。」

「そうかなあ?」

照れたように沖田は微笑む。