誠の桜に止まる蝶

「ははっ♪楽しかった。」

恨めし気に沖田さんを見つめると頭をぽんぽんと撫でられる。

この優しい手・・・好きだな。

って私なに考えているんだろ!!

思わず頭を左右にふる。

「ん?どうしたの?蝶ちゃん。」

「い、いえ!なんでもないです!!」

「そうだ!蝶ちゃんこれあげるよ。」

沖田さんはそういうと袴と新撰組の羽織を数枚渡してくれた。

「え?これは?」

「近藤さんに渡しといてあげてって言われたんだ。蝶ちゃんの分だよ。」

「私の・・・」

思わず私はぎゅっと握り微笑む。

「これからもよろしくね?」

「はいっ!」