そして土方さんの部屋の前で止まり中をのぞく。

すると相変わらず土方さんはお仕事中。

「いたずらしたいな・・・」

そうだ!!

いいこと思いついた。

私は勢いよく息を吸うと大きな声で叫ぶ。

「知れば迷い知らねば迷わぬ恋の道~♪」

土方さんの俳句を大声で叫ぶ。

「っああ!?」

土方さんはいきなりの私の声に驚いて足を机にぶつける。

「あははは!土方さん面白い!!」

私は廊下で一人笑い転げる。