ねえ蝶?
たとえ、僕がいなくなっても君を見守っているよ。
そして、互いに生まれ変わったならばまた桜の木の下で逢おう。
でも、そんなことを言ったらきっと蝶はまた泣いてしまうだろう。
切なさより寂しさより、大切にしなければいけないのは今の君の存在だ。
だから、この言葉は最期のその時まで黙っていることにするよ。
抱きしめているといつのまにか蝶の狐耳と尾がなくなっていた。
蝶「戻ったみたい」
総「うん。そうだね」
そっと蝶の頭をなでるとゆっくりと僕の胸に顔を埋める。
そして、そのまま眠ってしまった。
総「次、狐の姿の蝶を見れるのは11年後か・・・」
願わくばその時も僕が傍にいられますように。
そんなことを願いながら月を見上げた。
~fin~
たとえ、僕がいなくなっても君を見守っているよ。
そして、互いに生まれ変わったならばまた桜の木の下で逢おう。
でも、そんなことを言ったらきっと蝶はまた泣いてしまうだろう。
切なさより寂しさより、大切にしなければいけないのは今の君の存在だ。
だから、この言葉は最期のその時まで黙っていることにするよ。
抱きしめているといつのまにか蝶の狐耳と尾がなくなっていた。
蝶「戻ったみたい」
総「うん。そうだね」
そっと蝶の頭をなでるとゆっくりと僕の胸に顔を埋める。
そして、そのまま眠ってしまった。
総「次、狐の姿の蝶を見れるのは11年後か・・・」
願わくばその時も僕が傍にいられますように。
そんなことを願いながら月を見上げた。
~fin~


