誠の桜に止まる蝶

「平助君っ!!!」

私たちが駆けつけるとぐったりとした平助君がいた。

「今癒すからっ!!」

私は癒しの力で平助君の傷を癒す。

「んっ・・・蝶?お前、なんで・・・」

「ふふっ。話は後よ。気分はどう?」

「ああ。楽になった。」

「よかった。」

私はにっこり微笑み、ほかに隊士たちの傷を癒していく。

私たちが屯所に戻ったのはもう夜中のことだった。