「凛・・・珍しいわね。あなたが贈り物なんて。」

桜が空を見上げながら言う。

「ふふっ。まあね。あのこはきっと幸せになるわよ。」

「当り前でしょう?蝶だもの。」

「ええ。そうね。」

二人はしばらく空を眺めていた。