「人は時に迷い戸惑うけど、自分の信じた道ならばきっとうまくいくわ。自分の意思を貫き通しなさい、蝶。」

「そうだね。桜。」

「ええ。さあ、ついたわ。」

桜の声と共に大きなお屋敷が現れた。

「ここは?」

「時を司る巫女が住んでいるわ。」

「時を司る、巫女・・・・」

「きたわよ。」

桜が少し顔を引きつらせる。

「え?」

「きゃああああああっ!蝶ちゃあああああん!!!」

「うわっ!!」

私はいきなり綺麗な女の人に抱きつかれてなんとかその場に踏みとどまる。

な、なんちゅう展開ですかこれっ!!!