誠の桜に止まる蝶

「うん!だから蝶ちゃんも行ったら?」

そう言って千夏ちゃんは沖田さんをちらりとみる。

「私は行けないんだ。今日巡察の補佐の日だもん。」

「えーそうなの?」

千夏ちゃんはしょんぼりする。

「うん。ごめんね?」

「ううん!巡察あ、危ないんだから気をつけてね?」

「うん!ありがとう。」

そうこう話をしているうちに私たちは商品を平らげてしまった。

って言っても私は5本しか食べていないよ?

あとは殆ど沖田さんが平らげました(笑)

「じゃあ、蝶行こうか。」

「はいっ!千夏ちゃん、ごちそうさま!!」

「またいらしてね♪」

千夏ちゃんは人が好さそうな顔で手を振ってくれる。