誠の桜に止まる蝶

男の話声がする。

私は木の上にそっと身を隠す。

「今やつらは油断している。」

「ああ、近藤と土方、それに一番隊隊長沖田総司の首を取るのは今しかない!!」

ざっとみて5人かな?

私は男たちの横にざっと着地する。

「こらこらお兄さんがた。物騒なことはいいっこないじゃない?こんな晴れたいい日に。」

「なっ、お前は誰だ!」

「ん?なのるほどのものではございません。とか言ってみたり?」

「どうでもいい!俺らの計画を聞かれたんなら生かしちゃおけねえ!まず先にこいつを殺すぞ!!」

男たちが一斉に切りかかってくる。