誠の桜に止まる蝶

道場の中をのぞくと沖田さんは一人で練習をしていた、

「沖田さん!」

「あ、蝶!おはよう。」

え?ち、蝶?沖田さんいつも私のこと呼び捨てだったっけ?

突然呼ばれなれてない呼び名で呼ばれてむねがトクンと高鳴る。

「あ、おはようございます!」

「あれ、その着物どうしたの?」

「あ、なんか近藤さんが今日お花見がてら私の歓迎会を開いてくださるらしいんです。その歓迎会ように近藤さんに頼まれて土方さんが買ってきてくださったんです!」

「へえ・・・土方さんがねえ・・・」

すこし面白そうに微笑む。

「え?お、沖田さん沖田さん?」

「いや、なんでもないよ。」

「は、はあ。あ、そうだ!沖田さんがお一人で練習されてるって聞いて手ぬぐい持ってきたんです!!それに・・・」

「え?それに?」