ライオンとパンダ

 と、肝心なことを思い出し。

「まっいっか、とりあえず乾杯だ!」

 と、肝心なことがどうでも良いことに変わるのであった。

「ねぇ、パンダって会社ではどんなやつだったの?」

「あぁ、確か企画開発部ってとこにいたと思うよ。」

「いやいや、そんなんじゃなくて。」

「んっ?」

「やっぱストーカーみたいな、変態だったの?」

「んー、そんな感じは無かったかな、優しい人って話しは聞いたことはあるけど、まぁ私直接話したことないからねぇ。」

「でも大企業のお坊ちゃまなんでしょ。」