ライオンとパンダ

 あぁピーちゃんとは前に飼ってたフェレットのピー助、二年前に死んじゃったんだ、めちゃめちゃ悲しかったよあん時は。

 てか曽和子は私の家に二年以上も来て無いのか。

「泊まろうかと思ったけどやっぱ帰るわ、寝る場所無さそうだし。」

 えぇー、やめて帰らないで、私を一人にしないでおくれぇ。

「曽和子帰らないで、パンダが家に来たらどうすんのよ。」

「いやさすがに家まではわかんないんじゃない。」

「でも家の近くまで来てたじゃん。」

 私はどうしても帰ろうとする曽和子を止めたかった、それは恐いからだ。