ライオンとパンダ

 曽和子の雷に気づいて必死に逃げるパンダをもの凄い勢いで追いかける曽和子。

 ありゃ私よりある意味ライオンだ。

 曽和子が必死に追ったものの、以外にパンダの足が速く、結局この日はパンダが逃げ切った。

 その後警戒しながら家に付いた私はやっぱ不安だった、やっぱ女だね、私。

「うわっ!汚いじゃんやっぱり。」

 と家に入ってそうそう何も無かったように、文句を垂れる曽和子。

いやだって、誰も遊びにこないしねぇ、仕方ないよね。

「あんたピーちゃんのゲージまだ置いてるし。」