ライオンとパンダ

「わかるわかる、んで他に男子こないかって部屋の入り口の狭いとこでお菓子とか食べてた記憶がある。」

「そんでライオンあん時ずぅーと玉木君こないかなぁ玉木君こないかなぁばっかでさぁ。」

「あぁ、そうかその頃玉木のこと好きだったんだ私。」

「そんでそのまま部屋の入り口に頭つけて寝てやんの。」

「そうそう、次の日前髪ずぅーと、ベタってなってたもん。」

「今思うと懐かしね。」

「だねぇ。」

「ライオンにもそんな純粋な時があったのね。」

「あるわよ、あっでもその頃は、もう純粋じゃないかも。」