ライオンとパンダ

 はぁ・・・外に出たら相変わらず曇り。

 私の気持ちを濁すように、この街の人混みは、私の気持ちをホッとさせた。

 でもそのホッとした気持ちはそんないいもんじゃないんだ。

 だから誰か私をもとの正常な私に戻してほしいって、思っちゃいけないけど、思っちゃうんだよね。誰でもいいから。

「パンダがいるじゃん。」

 えっ、振り向くと曽和子がいました、直ぐに追って来てくれたのかな。

「曽和子ぉぉぉ!」

「どうしたライオン、泣くな泣くな。」