ライオンとパンダ

「あっタヌキに聞けばいいじゃない、ほらタヌキってあーゆーの得意でしょ。」

 あーゆーのが苦手なあなた様よりは頼りにはなるけど、何で私がパンダに作らなきゃいけないのよ。

「パンダに借りがあるんでしょ、それぐらいしてあげな。」

 てな感じで曽和子のやろう、勝手にタヌキに電話してしまったので、明日お菓子作りするはめに。

「よし、取るもん取ったしそれじゃあ帰るか。」

「ちょっとまって曽和子、大事な事忘れてない?」

「あっお酒とかも有りそうよね。」

「違う!」