小説家を夢見る少年、秋森 幸夜 <あきもり こうや>
影のない明るい少女、小田桐
陽向 <おだぎり ひなた>
2人はある日を境に出会ってしまう…
あれは幸夜が小説を応募した直前のことだった。
カタン…
ポストに茶色い大きめの封筒を中にいれた。
いれた時の手は震えていて汗を握っていた。
「…ついに、応募してしまった…」
幸夜はしばらくその場に立ち尽くし、時々これは夢ではないかと思い自分の手のひらや頬をちぎる。
「…イテテテ…!ゆ、夢じゃない…よ、よ、ヨッシャー!!」
かなりな大声で叫び、ガッツポーズをしてしまった。
「…クスクス、なあにあの人…」
「…お母さん、あの人変だよ?」
「…コラ!あまり見ちゃだめ!」
…などと周りで通り過ぎる人殆どが幸夜を不信そうにみていた。
周りの光景をみて幸夜はやっと現実に引き戻され、頬を赤めさせた。
影のない明るい少女、小田桐
陽向 <おだぎり ひなた>
2人はある日を境に出会ってしまう…
あれは幸夜が小説を応募した直前のことだった。
カタン…
ポストに茶色い大きめの封筒を中にいれた。
いれた時の手は震えていて汗を握っていた。
「…ついに、応募してしまった…」
幸夜はしばらくその場に立ち尽くし、時々これは夢ではないかと思い自分の手のひらや頬をちぎる。
「…イテテテ…!ゆ、夢じゃない…よ、よ、ヨッシャー!!」
かなりな大声で叫び、ガッツポーズをしてしまった。
「…クスクス、なあにあの人…」
「…お母さん、あの人変だよ?」
「…コラ!あまり見ちゃだめ!」
…などと周りで通り過ぎる人殆どが幸夜を不信そうにみていた。
周りの光景をみて幸夜はやっと現実に引き戻され、頬を赤めさせた。


