―――――――――― ―――――― ――― ― 『ねぇどうして私はダメなの?私は行っちゃダメなの?』 『…』 その困った様な笑顔を幾度となくされてきた。 眉尻を下げ申し訳無さそうに。 『お前は、出てくんな』 『…可哀想に』 『でも結果良かったじゃない』 『ウチは無理だしね』 『そういえば知ってる?早坂―…』 ― ――― ―――――― ――――――――――