あの日の思い出






「こんな早いのなら待っててよかった〜。なんの居残り?」


続けて先輩は俺に訊く。


「…あ。いや、うん」


「なにそれ(笑)じゃっ帰ろ!!」

読んでいた手帳をバッグに入れて立ち上がる先輩。


でも俺は動かないままでいた。

そんな俺に「なにしてんの?いこ?」と先輩は訊く。