「おう、ユキ?おはようさん!今どこ?」

「今駅に向かってるとこだよ。益山は?」

「まだ家なんだけどさぁ、悪いんだけど迎えに来てくんない?チャリパンクしちゃってさぁ…」

「かまねぇよ。今向かうよ」

私は進路変更して益山の家へと向かう

益山の家へ近付くと益山が玄関前に立っていた

「おーい、こっちこっち!」

益山が大きな声でこっちに向かい手をふっていた

「おいっ!朝なんだからデカい声出すなよ」

「小さい事は気にすんな。後ろ乗るぞ!」

「マジパンクしてんのか?」

「もうペチャンコだよ」

「ふーん、まぁいいや。行くか」

二人乗りで駅へと向かう

駅に着きそうになると既にメンキンは座ってタバコを吸って待っていた

「ごめん、待った?」
「いや待ったというかこの辺じゃまだ始発も来ねぇよ」

やたら眠そうな顔で喋っていた

全員一服終わる頃に電車の到着

「正也や勝谷は?」

「あー、次の駅から乗って来るよ」


全員集合して電車を乗り換えると一斉に寝始めた


東京まで目が覚めず爆睡状態だった