「とりあえずここで解散しますか?」

沖田がそう言うと私と洋太はその方がいいと判断したのか

「そうだね…ちょっとなんとも言えない状況だからこの辺で…」

洋太がそう言うと沖田は

「そうだね…じゃあまた機会があったら遊びましょう」

洋太が

「そうすっスね…じゃあこの辺で…」

そう言うと沖田達は家が近いということで帰っていった

私達はと言うと駅へ向かい電車を確認するとまだ電車が何本か残っているので近くのラーメン屋へ行くことに

店に入り注文をして座っていると洋太が

「誉志幸、電話で外出たけど彼女?」

「よくわかったな!」
洋太の勘も鋭かった

「まぁ怒られたというか説教というか…まぁ一悶着あったよ…次会う時怖ぇよ…」

笑いながら洋太は言った

「大丈夫だよ!気にすんなって。怒ってるようで怒ってねぇよ。だって現に何もしてねぇじゃん!」

「まぁ…」

二人でラーメンを啜りながら今日起こった出来事を再確認のように話をしていた

その日の夜はそこだけが一番落ち着ける時間だった