朱雀Side

「今日も麻理亜来なかった…」

倉庫にあるソファーに座って呟く隆斗。

麻理亜は、5人と屋上で会ったあの日から学校に来てない。

担任は体調不良だと言っていたが、隆斗は違うとわかっていた

そして、自分をせめていた。

「電話にもでないで何やってんだよ」

いつもは元気な隆斗の小さな声を聞きながら、他の4人も麻理亜のことを考えていた。

そして、それから1週間がたった日、麻理亜の闇を知ることになる。